卒業生講演会を行いました!

4月13日(土)保護者会と同時に卒業生講演会を行いました

今回はメディカル・カレッジ青照館7期生の竹内寛貴先生(理学療法士・熊本リハビリテーション病院勤務)に来ていただきました

竹内先生は今年の1月まで2年間モンゴルで理学療法士として働かれていました

皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、青年海外協力隊としてです

竹内先生の講演会はモンゴルでの理学療法士の活動内容はもちろんですが、

私たちが知らないモンゴルの生活や状況なども話されとても興味深かったです

モンゴルの主食は、ラム肉と小麦粉なんです日本で食べるラム肉は子羊らしいんですが、

モンゴルでは成長した羊を食すので、ちょっと臭みが強く、それだけは結局慣れないままだったとか・・・

 

モンゴルの伝統芸能や景色もスライドの合間に紹介されましたが、絶景でした

モンゴルの人口は約300万人、うち約150万人が首都のウランバートルに住んでいて、

残りの人口は広大な土地に点々と暮らしているため、まだ大自然が残っているそうです

 

もう一つ印象に残っているのが、大気汚染について

大気汚染というと中国が頭に浮かびますが、モンゴルが大気汚染が一番ひどい国だそうです。

北京の4倍、日本と比べると考えられない程の数値差がありました

それにより子供の気管支系の病気も増えつつあるそうで、竹内先生はモンゴルに行ったことでその環境問題に目を向け、新たにその分野での勉強も始められています

 

学生からの質問

「なぜ青年海外協力隊に参加しようと思ったのか?」

『入職し3年経ったころ何かに挑戦してみたいと考え、色々やってみた中で青年海外協力隊に辿り着いた。』

「モンゴルで理学療法士をやる中で一番大変だったことは?」

『最初はモンゴル語がうまく話せなかったので、説明の時は言葉をしっかり選び、リハビリの指導が正確に伝わるように気をつけた。』

「モンゴルの食べ物で一番美味しかったものは」

『ラム肉の煮込み料理の出来立てはすごく美味しかった』(出来立てに限り・・・だそうです笑)

と丁寧にお答え頂きました

 

最後に学生達への言葉・・・

【PT・OT・STそれぞれの資格をもってからが始まりです。その資格を使って自分の道を見つけてください】

 

貴重なお話を聞くことができ、学生だけでなく教職員も刺激になりました

これからの先生のご活躍に期待しています