「海洋療法演習」in「スパタラソ天草」
理学療法学科の3年生を対象に、上天草市の天然温泉とタラソテラピーの施設「スパ・タラソ天草」で、海洋療法(タラソテラピー)の演習を行いました
ここでは、目の前に広がる海を眺めながら、温泉や海水プールなどで心も体もリフレッシュすることができます
今回の演習では、海洋療法の効果を学び、運動療法の中に取り入れたりして、治療の手段の一つとして用いることができるようになることを目的とします
この日は、海水プール(33度前後)の中で体を動かすことによるリラクゼーション効果や、海水の浮力を利用して体に負担をかけずに運動機能を高めるリハビリテーション効果について実際に体験を行いました
海洋療法の演習を終えた学生さんの感想は、「学校で事前に学習していたことを実際にやってみて、本当にそうなることを実感できました」、「私達が普段生活している陸上と海中での負荷の違いを実感しました」など、今後の勉強に生きる有意義な時間となりました
施設の皆様には大変お世話になりました
精神医学の特別講義を行いました。
PT・OT・ST3学科2年生の合同授業で、精神医学の特別講義を行いました。
依存症(薬物やアルコール、ギャンブルなど)のリハビリ施設である「熊本ダルク」から当事者の方に来ていただき、実際の体験談や現在行っている活動の内容等についてのお話をしていただきました。
体験談を通じて、対象者の気持ちや関与の手段などについて、直接聞くことができ、教科書ではなかなか学べない実際の現場のお話も教えていただきました。
学生からの疑問や質問にも答えていただき、貴重な時間となりました。
特に作業療法士は作業活動を通じて「こころ」のリハビリを行う専門職で、精神科領域で依存症やうつ病といった精神疾患の方を対象に治療・訓練を行う作業療法士の社会的ニーズが高まっています。