福祉車両体験を行いました

講義の一環で、グッドライフ熊本駅前の福祉車両を使用し、福祉車両の操作や実際に車椅子での乗り降り体験をしました

今回はその体験プラス福祉車両の危険性についても学びます

まずは車両の説明から・・・学生も真剣に説明を聞き、さぁ実践です

 

車椅子の乗る人、車椅子を押す人、助手席に乗る人にわかれます。

福祉車両の扱いに慣れていないのでなかなかスムーズに進めることができず、声掛けがなかったり、一つのことに集中し他がおろそかになったりと注意を受ける場面もありました

実際に学生が車椅子に乗り、車両へ移動をしてみると、少しの段差や揺れでも利用者さんにとってはとても負担になるんだという事が身をもって分かったようです。

そしてその負担や不安を声掛けによって少しでも軽くできるように、常に利用者さんの立場になり考えることを忘れてはいけないと教えられました

 

次に福祉車両の危険性について・・・

車椅子の利用者さん(学生)を乗せて出発

実際に駐車場を走り、段差や急ブレーキ体験をしました。

時速5キロも出ていないのろのろ運転の急ブレーキでもかなりの衝撃がきます

車に乗っていた学生たちもこの衝撃にはびっくりしたようですが、車椅子の学生はもっと体を持っていかれるような衝撃があったようです

役割を交代しながらそれぞれの役を体験し、回数を重ねるごとにチームワークでどんどん効率よく乗り降りができるようになりました

移動をスムーズに行うことはもちろんですが、利用者さんの表情や状態に気を配り、一つ一つの手順を確実におこなうことが事故を未然に防ぐことにもつながり、それを常に忘れてはいけないと学びました

体験を通して様々な気づきがあり、とても有意義な講義となりました