恕のたより vol.6

「恕のたより」 学校長通信-第6号-  学校長 高野 茂

「トライアルキャンパス夏祭りを開催しました」

8月20日(土)に青照館で開催され、理学療法学科は物理療法の体験、作業療法学科は脳を使ったリハビリ、言語聴覚療法学科は聴覚に関する各種検査などの体験が盛り込まれていました。詳しくは、ホームページのキャンパスブログで紹介してありますのでご覧ください。参加された生徒の皆さんの感想の一部を紹介します。
※ 先輩方の話をたくさん聞くことができ、どんなことを中心に学べるのか、今日の体験学習や見学を通して興味を持ちました。先輩方と交流を深めることができたし、とても充実したトライアルキャンパスになりました。

※ 今回のトライアルキャンパスで、大変なことや楽しいこと、アルバイトのことなど分からなかったことを十分に聞くことができ、来て良かったと思いました。先輩たちが積極的に話しかけてくれて安心してメディカル・カレッジ青照館について知ることができました。ここに進学したいと思うようなことをたくさん説明してくださり、とても良かったです。また、青照館に来たいです。

※ とても楽しかったです。在校生の方々のお話もたくさん聞けて、良い体験ができたと思います。これからの自分の進路決定の材料になりました。また来たいと思います。

※ 在校生の方々はとても優しくて楽しそうでした。設備も充実していて体験を通してどのようなことを学んでいるのかが分かりました。

※ 私は今回のトライアルキャンパスに参加して、各学科がどんなことを行っているのかを楽しく学ぶことができました。また、生徒と先生方もとても仲が良く、生き生きしていらっしゃって、とても楽しそうな学校だと感じました。

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「青照館が献血功労団体の表彰を受けました」
日本赤十字社熊本県支部長の蒲島郁夫様(熊本県知事)から青照館に対して、「日本赤十字社熊本県支部長感謝状」が授与されましたので、皆さんに紹介します。この感謝状は5年以上継続的に献血にご協力いただいた団体、あるいは献血の推進活動にご功労のあったあった団体に感謝の意を表して贈呈されるものです。皆さんのご協力のお陰でいただくことができました。おめでとうございます。文面は以下のとおりです

感謝状
学校法人 青照学舎 メディカル・カレッジ 青照館 様

多年にわたり赤十字事業の進展に尽され多大の貢献をされました。
そのご協力に心から感謝の意を表します。

平成二十八年 七月七日

日本赤十字社熊本県支部
支部長 蒲島 郁夫

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「恕のたより」 vol.5

「恕のたより」 学校長通信-第5号-  学校長 高野 茂

全国統一模試で駅前校からみごとに日本一の栄冠
作業療法学科4年の竹下晃さんが3年次の冬に行われました全国統一模試で全国一位になる栄冠を勝ち取りました。竹下さんは現在長期実習中ですが、無理をお願いして、以下のインタビューに答えていただきましたので、紹介します。

1.現在の長期実習はいかがですか?
実習は順調に進んでいる。精神科領域の臨床では知らないことばかりで戸惑うことが多い。しかし対象者に自らが考えたプログラムを通して関わり、小さな変化が見られることが嬉しい。患者さんと共に活動を通して治療的関わりを持てる点に作業療法の楽しさを感じている。多くのことを患者さんから学ばせて頂く機会が多く、毎日とても充実している。

2.全国模試1位の感想を聞かせてください
自分が学習したことが結果としてこのような形で実ったことが素直にとても嬉しかった。一方でまだまだ実力不足を実感しているので、来年の国家試験に向けて今まで以上に頑張らなければと決意を新たにすることができた。

3.作業療法士を目指そうと思った動機は何ですか?
作業療法の理念である、作業を通して人の健康づくりに関与できる点。人間の生活全てが作業であり、作業の積み重ねで人の生活や人生が成り立っているという考えに興味を抱いたから。また精神面に対するアプローチができる点、人生の質の向上に直接働きかけられる点にも魅力を感じたから。

4.入学してから授業や日常生活で心がけている点は何ですか?
まずは授業を真剣に聞くこと。授業で扱った内容を臨床でのイメージと結びつけて学習するようにしていた。疑問点はその都度質問し、その際に自分の考えを伝えてみることを心掛けていた。

5.国試に向けた勉強で1~3年次に心掛けていたことは何ですか?
解剖・運動・生理学の専門共通科目の理解を深めることを重視していた。まとめノートを作り学習内容を整理していた。またクラスメイト同士で学習した内容を説明し合い、理解した内容が正しいかどうかをお互いに確認していた。

6.後輩へのアドバイスをお願いします。
その学年で経験する実習を大切にして欲しい。作業療法士のイメージが確認できる良い機会であり、次の学習や実習に備え、自分の課題に向き合うことができる。一方で課題やできていない点だけに目を向けるのではなく、実習を通してできていたこともしっかり認め、自分の強みを活かせると楽しく成長できると思う。社会人経験者として言えることは、学校では苦しいことや投げ出したくなることもあると思うが、目先の楽しさに捉われず、視野を広げ、長い目で、今すべきことに向き合って欲しい。
※ 竹下さん、インタビューありがとうございました
※ 後輩諸君も全国一位を目指して頑張ってください