恕のたより vol.10

学校長通信「恕のたより」-第10号-  学校長 高野 茂

地域と共に「青照祭」で大いに盛り上がりました

11月3日の「文化の日」に青照祭が開催されました。秋晴れの天候にも恵まれ、すがすがしさを感じる日になりました

これまで準備にあたった自治会長の齋藤舞さん、青照祭実行委員長の山下翔大君をはじめ関係者の皆さんの労をねぎらうとともに感謝いたします

今回で15回を数える青照祭のテーマは、「LINK ~繋がる絆、広がる想い~」でした。山下君は「青照祭開催にあたって」で次のように書いています

「私たち学生も地震を経験したことにより、日々の大切さや命の尊さを改めて実感しました。我が校も微力ですが、学生が積極的にボランティアに参加し、復興の援助をしました。まだまだ復興には時間がかかりますが、1日でも早く復興ができるように協力していきたいと思います。(中略)青照祭がここまで来られたのも、地域の皆様や保護者の皆様が常に温かい目で見守り続けてくださったおかげだと思います。私たち学生が一丸となり、地域の皆様を感謝の心でおもてなし、交流を深め、青照祭を大いに楽しんでいただければと思います。」
 

大変素晴らしいメッセージだと思います

文化は英語でcultureですが、cultureには「栽培する」という意味もあります。この栽培には「その土地で育てる」という意味が込められていると思います

文化と栽培の共通点は、その土地に根付き、育っていくことであり、山下君のメッセージにある「地域に感謝する心」こそ、文化を育てていく基盤であると感じました
実際、学生の仲間意識の強さや先生と学生の絆の強さを実感させてくれる大変充実した、また楽しい青照祭でした

img_7717min img_8230min img_8292minimg_7989min

恕のたより vol.9

学校長通信「恕のたより」-第9号-  学校長 高野 茂

真骨頂がみえた青照館・熊本駅前看護リハビリテーション学院合同就職ガイダンス

先週の5日(水)・6日(木)の二日間にわたって、PT・OT・ST4年生(一部卒業生も含む)を対象として駅前校に於いて学校法人青照学舎合同就職ガイダンスが開催されました。100社を越える病院・施設の関係者の方々が参画していただき、午前中のプレゼンテーションに引き続き、午後から各ブース形式のガイダンスがおこなわれました。学生諸君は緊張した面持ちで熱心に説明を聞いていました。将来の職業につながる大事な時間であることがよく伝わってきました

以下は、参加された病院・施設の方々から寄せられた感想の一部です。

・始めと終わりの挨拶などよく教育されていると感じた。会場の案内もすごくよかった。

・全体的に熱心な生徒が多かった。学校の教育の行き届きを感じました。

・学生さんの印象がとてもいい。とてもしっかり教育されていると感じました。

・学生、教員、職員全ての方の挨拶がよかった。是非採用させて頂きたいと思 いました。

・学生さんの挨拶が気持ちよくとても好印象を持ちました。

・学生の傾聴する姿勢がよかった。

・他校に比べ学生がしっかりしていると思います。

・教員や学生の対応が非常によかった。

・施設内での先生方や生徒さんの対応がすばらしかった!!

・好感を持てる学生さんたちばかりでした。

アンケートに答えてくださった各施設の皆さんありがとうございました。

多少のお世辞はあったとしても、全アンケートから否定的な感想はありませんでした。本学舎は「生活面やあいさつの指導が厳しい」という声もあるかと思いますが、必ず、学生のこのような評価につながってくると確信しています

プレゼンの様子

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a-3min

各ブースでの説明

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a-2min

恕のたより vol.8

学校長通信「恕のたより」-第8号-  学校長 高野 茂

第60回熊本県専修学校各種学校体育大会が9月17日(土)から開催され、多くの学生が参加し、熱戦が展開されました
大会は17日~25日にわたって県総合運動公園をはじめ各会場で実施されました。青照館も駅前校も多くの種目に参加し、活躍してくれました。私もいくつかの競技を応援しました
※ 軟式野球の気迫溢れるプレー
※ サッカーのみごとな連係パスによるシュート
(残念ながらゴールにはいたりませんでしたが・・)、
※ テニスの息のあった連係によるボレーやスマッシュなど
すばらしい若さがみなぎる戦いを見せてもらいました。結果については、後日報告があるかと思います
私がこの大会を観戦して最も印象に残り何よりうれしかったことは、駅前校、青照館両校の学生さんがきちんとあいさつをしてくれたことです。当たり前のことかもしれませんが、学校以外の場所で「こんにちは」とあいさつされると本当にうれしいものです
本学を訪問された方が「学生さんはよくあいさつされますね」とお褒めの言葉をいただきますが、医療系の職業を目指す人は、特に人を相手にする仕事だけに、このあいさつは単なる儀礼ではなく、将来の仕事の最も重要な手段として位置付けてあります
これからもお互いにさわやかなあいさつを交わしていきましょう

20161014_003227000_iosmin img_5966min img_5931min

%e5%b0%82%e5%90%84%e9%80%a3_141min

%e5%b0%82%e5%90%84%e9%80%a3_23min %e5%b0%82%e5%90%84%e9%80%a3_129

恕のたより vol.7

「恕のたより」 学校長通信-第7号-  学校長 高野 茂

「第29回教育研究大会・教員研修会」に参加された先生方による復講を行い、職員全員で成果を共有しました。

8月19・20日に香川県高松市で開催された全国リハビリテーション学校協会主催の「第29回教育研究大会・教員研修大会」に本学(青照館)から3人の先生が参加されました。その報告を兼ねて職員研修を行いました。
まず、理学療法学科学科長の岩北先生から大会の概要が説明されました。「臨床力向上をめざす教育」をテーマとして、講演やワークショップによる討論や発表などが行われたそうです。岩北先生は、特にアクティブラーニングの手法として注目を浴びている「反転授業」について話されました。この授業は15分の予習動画を予め学生が視聴し、その後授業を行うもので「ICT」を活用したものです。授業は知識注入型ではなく、学生と教員の対話型活動が中心になるところに特徴があります。課題としては、予習動画の作成の手間や視聴していない学生への対応、教員の負担増などがあげられました。授業の有り様に一石を投じる報告でした。

言語聴覚療法学科の山口先生は、「ひとりひとりにあった教育方法を考える」講演について報告されました。学習意欲の問題からはじめて、課題性先延ばし行動である学業的延引行動の原因についての分析。そして、防止のために情緒的混乱を防ぐ、学習方略の活用、基礎学力の育成などについて話され、最後に主体的に学べる学生になる方法について言及されました。なお、先生はこの大会でポスターセッションをされました。

作業療法学科の田口先生は「臨床力向上をめざす教育」の講演について話されました。臨床能力の疑問について、1 臨床能力を高めるシステムがないという構造的問題、2 教育機関の教授内容と臨床の乖離、3 教員の急増による質の問題が取り上げられました。これらの課題解決のためには、教員を臨床現場へ派遣し、経験を積むこと、臨床家としてのスキルや現場の情報を常に高い水準に保つこと、施設と提携して学生の臨床経験の機会を増やしたり、教授内容の則実践などがあげられるという報告でした。

三人の先生方、研修、大変お疲れ様でした。いずれの先生の報告も直接、学生に還元できる密度の濃い有意義な研修報告だったと思います。
全部の先生方が、この復講の成果をぜひ、青照館の学生たちへ還元されることを期待しています。

写真右から岩北、山口、田口(青照館卒業生)、右下の写真は高松城

image1 (1)

image3 image4

恕のたより vol.6

「恕のたより」 学校長通信-第6号-  学校長 高野 茂

「トライアルキャンパス夏祭りを開催しました」

8月20日(土)に青照館で開催され、理学療法学科は物理療法の体験、作業療法学科は脳を使ったリハビリ、言語聴覚療法学科は聴覚に関する各種検査などの体験が盛り込まれていました。詳しくは、ホームページのキャンパスブログで紹介してありますのでご覧ください。参加された生徒の皆さんの感想の一部を紹介します。
※ 先輩方の話をたくさん聞くことができ、どんなことを中心に学べるのか、今日の体験学習や見学を通して興味を持ちました。先輩方と交流を深めることができたし、とても充実したトライアルキャンパスになりました。

※ 今回のトライアルキャンパスで、大変なことや楽しいこと、アルバイトのことなど分からなかったことを十分に聞くことができ、来て良かったと思いました。先輩たちが積極的に話しかけてくれて安心してメディカル・カレッジ青照館について知ることができました。ここに進学したいと思うようなことをたくさん説明してくださり、とても良かったです。また、青照館に来たいです。

※ とても楽しかったです。在校生の方々のお話もたくさん聞けて、良い体験ができたと思います。これからの自分の進路決定の材料になりました。また来たいと思います。

※ 在校生の方々はとても優しくて楽しそうでした。設備も充実していて体験を通してどのようなことを学んでいるのかが分かりました。

※ 私は今回のトライアルキャンパスに参加して、各学科がどんなことを行っているのかを楽しく学ぶことができました。また、生徒と先生方もとても仲が良く、生き生きしていらっしゃって、とても楽しそうな学校だと感じました。

IMG_6988min IMG_7222min

「青照館が献血功労団体の表彰を受けました」
日本赤十字社熊本県支部長の蒲島郁夫様(熊本県知事)から青照館に対して、「日本赤十字社熊本県支部長感謝状」が授与されましたので、皆さんに紹介します。この感謝状は5年以上継続的に献血にご協力いただいた団体、あるいは献血の推進活動にご功労のあったあった団体に感謝の意を表して贈呈されるものです。皆さんのご協力のお陰でいただくことができました。おめでとうございます。文面は以下のとおりです

感謝状
学校法人 青照学舎 メディカル・カレッジ 青照館 様

多年にわたり赤十字事業の進展に尽され多大の貢献をされました。
そのご協力に心から感謝の意を表します。

平成二十八年 七月七日

日本赤十字社熊本県支部
支部長 蒲島 郁夫

献血表彰min